ヨウラクラン(櫻珞蘭)

ラン科 ヨウラクラン属
Oberonia japonica


山地の樹の幹や枝に着生する小型の多年生草。草丈は4〜8cm。茎は長さ1〜4cmで束生し下垂する。
葉は4〜10個、袴状で左右から扁平、2列に互生し、刀状長楕円形、長さ1〜3cm、幅2〜5mm。
花は茎頂に長さ2〜8cmの花茎を垂れて直径1mm位の黄紅色の小さな花を多数密に輪生する。 苞は卵状披針形で膜質、長さ0.5〜2mm、鋭尖頭。萼片は広卵形、鈍頭、長さ0.5mm。側花弁は卵形、萼片よりわずかに短い。
唇弁は倒卵円形で先端が3裂し、中裂片は更に3裂するが中央の裂片は短い。
分布は本州宮城県以南から奄美、沖縄。開花は6〜9月。


国頭村 2010.9.26



良い花が着いてました。
正面には回れず腕をのばしてコンデジで。
国頭村 2011.8.31 


国頭村 2012.9.9  

たまに行く渓流で見かけます。これは花が咲き終わったもの。
垂れ下がった花茎に 小さいオレンジっぽい花が付きます。
初めてみたヨウラクラン。記念に。
(左)東村 2008.2.10   (右)国頭村 2016.11.9  

国頭村 2019.8.21  

トップへ戻る



inserted by FC2 system