山地の樹の幹や枝に着生する小型の多年生草。草丈は4〜8cm。茎は長さ1〜4cmで束生し下垂する。 葉は4〜10個、袴状で左右から扁平、2列に互生し、刀状長楕円形、長さ1〜3cm、幅2〜5mm。 花は茎頂に長さ2〜8cmの花茎を垂れて直径1mm位の黄紅色の小さな花を多数密に輪生する。 苞は卵状披針形で膜質、長さ0.5〜2mm、鋭尖頭。萼片は広卵形、鈍頭、長さ0.5mm。側花弁は卵形、萼片よりわずかに短い。 唇弁は倒卵円形で先端が3裂し、中裂片は更に3裂するが中央の裂片は短い。 分布は本州宮城県以南から奄美、沖縄。開花は6〜9月。 |
良い花が着いてました。 正面には回れず腕をのばしてコンデジで。 国頭村 2011.8.31 |
たまに行く渓流で見かけます。これは花が咲き終わったもの。 垂れ下がった花茎に 小さいオレンジっぽい花が付きます。 初めてみたヨウラクラン。記念に。 |