ヨウラクヒバ(瓔珞檜葉) 

ヒカゲノカズラ科 ヨウラクヒバ属
Phlegmariurus phlegmaria



山中の樹幹に下垂して着生する常緑多年草のシダ。茎の基部は叉状に分岐して長さは40〜50cm、又はそれ以上になる。 葉は開出してつき、緑色〜黄緑色革質でやや厚く、光沢があり、卵状披針形、鋭頭。
胞子嚢穂は枝の先端につき、疎らに二叉分岐して、長さ10〜15cmで径1〜2mmのひも状となる。
分布は九州南部以南。ナンカンランと良く似ているが、こちらは茎の下の方で分岐するので見分けられる。

国頭村 2008.6.8

胞子嚢は下のほうに紐状に下がって付く。この日みた株は年期が入っているようで迫力を感じました。
国頭村 2008.6.8

屋久島 2017.5.17



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