ヨメナ(嫁菜)

キク科 シオン属 
Aster yomena

三野や道端に生える多年草。匍ふくする長い地下茎を持つ。茎は高さ40〜120cm、上部で良く分岐する。
葉は卵状長楕円形、長さ5〜10cm、幅2〜4cm、表面の縁に僅かに有毛か殆ど無毛、やや光沢がある。
頭花は小枝の先に1〜数個つき、径2.5〜3.5cm。総苞片は3列。舌状花は淡紫色で10〜20個。
痩果は倒卵形で長さ3mm、 腺毛と剛毛がある。冠毛は長さ0.5mm。
分布は本州(中部地方以西)、四国、九州。 朝鮮半島から来たオオユウガギクと南方から侵入したコヨメナが交配した物と考えられているが、異数体が多く出現することから、 複雑な戻し交雑が起きている可能性がある(日本の野生植物)分布は本州、四国、九州、沖縄。開花は7〜10月。

恩納村 2019.10.31

恩納村 2019.10.31

同日に採取した本部町のコヨメナ(インドヨメナ)と恩納村のヨメナの比較をブログに載せています。 ⇒こちら

恩納村 2015.10.20

(中)冠毛は長いもので0.5mm
恩納村 2015.10.20

トップへ戻る

inserted by FC2 system