ヨゴレイタチシダ

オシダ科 オシダ属
 Dryopteris sordidipes



山地林下で見かける常緑性のシダ。根茎は斜上、塊状となり、葉を叢生、
麟片をつける。 葉柄や中軸、羽軸には黒褐色の麟片が密につく。
葉身は卵形〜卵状長楕円形、鋭尖頭。2回羽状複生だが、
下部は3回羽状複生。羽片は有柄、下部の小羽片にも柄がある。
最下羽片が最大で、下向き小羽片が一番大きい。
小さな麟片が軸に密着しているので、この名前が付いた様ですが
暗緑色の葉を卵状に広げた姿はなかなか綺麗だと思います。
2012.9.21

2012.9.21

胞子嚢群は小羽軸と辺縁の中間につき、包膜は全縁。
12012.9.21
中軸や羽軸の麟片は密に圧着してつき、基部は広く、他は線状。
2012.4.14
2012.9.21
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