海岸沿い、又は日当りの良い林縁、林道に生える多年草でやや叢生する。有花茎の高さは15〜40cm。 葉は有花茎より短く幅は約1mm、先はややざらつく。基部の鞘は褐色。苞は小穂より短い。 花序は茎頂に1個(稀に2個)つき、小穂は卵形、黄緑色でやや扁平で光沢があり、長さ10〜15mm。 鱗片は左右に2列に並ぶ。痩果は倒卵形、長さ2.5〜3mm、黄白色、表面は平滑又は小さな瘤状突起がある。 花柱は基部はやや膨れ、縁に刺状の突起がある。柱頭は3岐する。 分布は本州(千葉、神奈川、和歌山)九州、南西諸島。 ⇒ブログ |
←苞は小穂より短い。花期の小穂で、花柱が見える。 痩果は倒卵形、長さ2.5〜3mm。表面に瘤状突起が見える。 花柱の基部はやや膨れる。 |