ヤナギタデ(マタデ)(柳蓼)

タデ科 イヌタデ属 
Persicaria hydropiper  

水湿地に生える1年草。茎は直立し枝を分け、無毛で高さ30〜80cm。
葉身は披針形〜長卵形、両端は細く長さ3〜15cm、幅0.5〜3.5cm。 葉は噛むと辛みがある。
托葉鞘は筒状で膜質、疎らに毛と腺点があり、短い縁毛がある。
偽総状花序は茎頂、又は葉腋に出来て細長く疎らに花をつけ、上部は垂れ、長さ3〜11cm。 花被は4〜5裂し、白色または淡黄緑色、つぼみや果実期では先が赤味を帯び、腺点が密にあり、長さ2.5〜4mm。雄蕊は6個。柱頭はふつう2岐。
痩果はふつうレンズ状で、卵形または卵円形、細かい縮緬状の隆起があり、光沢はなく、暗褐色、長さ2.5〜3.5mm。 分布は日本全土、開花は7〜12月。

名護市 2019.11.10

(左)托葉鞘は筒状で膜質、疎らに毛と腺点があり、短い縁毛がある。(右)雄蕊は6個。柱頭はふつう2岐。
名護市 2019.11.25

名護市 2019.11.25

痩果はふつうレンズ状で、卵形または卵円形、細かい縮緬状の隆起があり、光沢はなく、暗褐色、長さ2.5〜3.5mm。
名護市 2019.11.10

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