山地渓流沿いに見られる多年草で草丈は15〜80cm。茎は根茎から叢生し直立または斜上し、葉を密生する。 根生葉は披針形、茎葉は密生し線状披針形、ほぼ全縁、長さ4〜7cm、幅2〜5mm、全縁又は内曲性低鋸歯縁。 茎頂に頭状花序をなし、黄色い花を密集して咲かせる。総苞は筒状鐘形、長さ5〜6mm、包片は3列で外側片は長楕円状披針形、 最内片は長楕円状披針形、長さ1.5mm、鈍頭。痩果は円筒形、長さ3.5mm、無毛、冠毛は長さ4〜5mm。 分布は沖縄島北部。固有種。開花は11月。 従来、本州〜屋久島に分布する「アオヤギバナ」と同種として認識されていたが、沖縄本島北部に固有の別種で ある事が明らかにされた。 |