ヤンバルアカメガシワ(山原赤芽柏)

トウダイグサ科 ヤンバルアカメガシワ属
Melanolepis multiglandulosa

海岸近くの石灰岩地域、低地山地の林縁などに見られる亜高木。幹は直立して高さ3〜8mになる。
葉は単葉で互生、長い柄をつけ、広卵形〜卵状円形、長さ10〜25cm、基部は心形で辺縁には鋸歯があり、1〜5裂する。 葉身基部にはこぶ状になった腺体の塊がある。雌雄異株。
枝先の葉腋から円錐花序をつける。花は小さく淡い緑白色。果実は偏球形で径1cm、表面に星状毛を密生する。種子は橙色で径約1cm。 分布は沖縄島、渡名喜島、先島諸島、大東島、八重山列島。開花は4〜6月。

大宜見村 2012.8.8


(雄花)石垣島 2013.5.25

(左)雄花 宮古島 2012.5.18  (右)果実 2022.7.11

葉の切れ込みは色々変化があります。(右)果実が割れて橙色の種子がみえた。
(左・中)大宜味村 2012.8.8 (右)西表 2022.7.11

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