ヤマイタチシダ(山鼬羊歯)

オシダ科 オシダ属
、Dryopteris bissetiana

・山地林縁に生える常緑性のシダ。
・根茎は短く斜上し、塊状となり、葉を叢生する。葉質は柔らかいが厚く、表面は新緑色。
・葉柄はわら色、基部は暗褐色〜黒色の広披針形の麟片があり、尾状に長く伸びる。
・葉身は卵状長楕円形、先が尖り、2回羽状深裂〜全裂。羽片は広披針形。羽軸には袋状の麟片がある。
・ソーラスはやや大型で小羽片の中肋と辺縁の中間につく。包膜は大きく辺縁が有毛のものもある。
・分布は北海道(渡島)、本州、四国、九州、朝鮮、中国

奥多摩 2013.4.14

高尾山 2013.5.16


高尾山 2013.5.16 ブログ

(左)羽軸に袋状鱗片がみられた。(右)葉柄の鱗片。


長崎県 2023.11.10

長崎県 2023.11.10

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