ヤクシマアカシュスラン(屋久島赤繻子蘭)

ラン科 シロスジカゲロウラン属
Hetaeria yakusimensis

山地の常緑樹林下に生える高さ10〜26cmの多年草。茎は始め匍ふくして後直立する。無毛。
葉は互生、卵状披針形で、ビロード状の光沢があり、長さ、3〜8cm、中央に白いスジが目だって美しい。乾くと赤変する事からこの名前が付いた。 葉柄は長さ1.5〜3.5cm、基部は鞘となり茎を抱く。
花は茎頂から伸びた花茎に3〜15個、疎らに付く。萼片は赤褐色を帯び、花弁と唇弁は白色で3〜4mm。
分布は本州(静岡県以西)四国、九州〜沖縄。開花は9〜11月。

国頭村 2009.10.18

カゲロウランに良く似ているが、カゲロウランの葉は縁が波打っていて 葉柄が短く
葉が茎にくっついて見える。ヤクシマアカシュスランは葉柄が長くい。
国頭村 2008.10.19

国頭村(左・中) 2007.9.30 (右)2008.10.19

国頭村  2019.3.1

久しぶりに自生地に行ってみたが、花は無く、今年は送れている様だ。
国頭村  2023、10.1



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