ヤエヤマネコノチチ(八重山猫之乳)

クロウメモドキ科 ネコノチチ属
Rhamnella franguloides var.inaequilatera

低地〜山地の主に石灰岩地域に見られる高さ10m内外の亜高木。小枝は灰褐色をしている。 葉は互生し長楕円形〜狭長楕円形で薄質、鈍い鋸歯縁、上面は深緑色で光沢がある。 腋生の集散花序は長さ1cm位で、5〜7個の淡黄緑色で径3.5mmの小さな花をつける。 核果は5mm位で初め黄赤色で後で黒熟する。 分布は奄美群島〜沖縄。開花は5〜6月。本州〜九州に分布するネコノチチより果実が短い。



葉の縁は波打ち、先は尾状に伸びて尖る。
フタオチョウの食草として知られています。
実の形が猫の乳首に似ているのでこの名前がついた。

(左右)東村 2012.5.26  


東村 2012.5.26

(左上下)花は小さく黄緑色で径約3.5mm。
うるま市 2016.5.12

葉柄は1〜1.5cm。葉の長さ7〜11cm。葉の基部は不対称。
左・中)うるま市 2016.5.12  (右)名護市 2017.5.30

今帰仁村 2019.8.4

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