ヤブミョウガラン(藪茗荷蘭)

ラン科 シュスラン属
Goodyera fumata Thwaites


沖縄島北部の湿った樹林下に生える常緑の多年草。茎は匍匐し、草丈は50〜70cm。
葉は互生し4〜6枚つき、広披針形、長さ20cm。
総状花序は頂生し、多数の花をつけ、数個づつ順次咲かせる。花は赤褐色、萼片は長さ7〜8mm、長楕円形〜卵状長楕円形、 花弁は長さ7〜8mm、線状倒披針形、唇弁は淡黄褐色で先端は白色、長さ7〜8mm、卵形で先は尖り下方に反り返り、 基部はやや嚢状になり上面に短毛が生える。
分布は沖縄島北部、台湾、中国南部〜ヒマラヤ、インド、スリランカ、フィリピン、ジャワ島。開花は3〜5月。

沖縄島 2008.4.12

沖縄島 2011.4.10

沖縄島 2006.4.15

花をアップしてみたら小さいけどとてもユニークな形をしてる。
沖縄島 2009.5.3

葉はツルツルとしていてヤブミョウガに似ていますがこちらはかなり大きい。
沖縄島 2006.4.15

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