ヤブジラミ(藪虱)

セリ科 ヤブジラミ属
Torilis japonica


海岸近くの草地、日当たりの良い荒れ地等に生える越年草。草全体に粗い毛が見られます。茎は直立し、上部は分枝し、高さは30-70cm。 葉は狭卵形、1〜2回3出複葉で小葉は披針形〜長楕円形。
花は枝先に集散花序を出し、小さな白色の花をつける。花弁は5個で花序の外側のものが大きい。 花柄は長さ2〜20cmで、葉より長く総苞片は花序の枝と同数、枝は4〜10本。果実は卵円形、長さ1.5〜4mm、カギ状に曲がった刺毛が密生する。 分布は日本全土。花期は4〜7月。
読谷村 2016.5.1

(左)花弁は5個で先端は中裂する。(右)若い果実。
読谷村 2016.5.1

(左)2012.2.27 (右)2016.5.1


2016.5.1


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