ヤエヤマヤマボウシ(八重山山法師)

ミズキ科 ヤマボウシ属
Cornus hongkongensis Hemsl

山地樹林や林縁に生える落葉の高木。樹高は5〜10m。
2年枝は灰白色又は灰褐色で縦皺が多く節部で膨れ、1年枝は円形で伏毛を密布する。
葉は対生又は互生し、洋紙質、楕円形で長さは5〜10cm、先は急に尖り、やや全円、両面に伏毛がある。葉柄は長さ1cmで有毛。
頭状花序は若い枝先に出来る。花弁状でへら形の白い総包を4個、中央に径1cmの小頭状花序をつくり緑黄色のさな花を密集させる。 萼筒は肥厚して互いに合着し集合果は球形。
分布は石垣島、西表島。開花は4〜5月。

西表島 2014.7.26

西表島 2014.7.26

(左)樹皮は鱗状にはがれ、ややまだら模様。(右)開花期ではあったが花は樹のしたから後姿を見る事しか出来なかった。
石垣島 2019.4.21

花後ではあるが別な自生地を教えて貰った。高すぎて(10m近く)見上げるしかないが葉が綺麗だった。
石垣島 2019.6.22

(右)花が1個残っているように見えズームして覗いてみた。花の様な気がする。。
石垣島 2019.6.22

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