琉球列島では石垣島、小浜島、西表島に分布する事が知られているが、沖縄本島にも自生していた。
海を漂流して広がった様です。蔓性の常緑木本。生育環境は海岸に近い林の縁や内側で木に巻きつ
いて広がり、成長ると長さ5〜10mになる。 葉は3小葉、頂小葉は卵状長楕円形〜卵形で、長さ6〜18cm、幅4〜12p。全縁で先は尖り、3〜5対の側脈がある。 茎から20〜40cmの花茎を出し、散房花序をつけ、10〜30個の緑白色〜淡緑色の花を咲かせる。 豆果は扁平な丸型でこの形が神社等のお賽銭箱の上にある縄の着いた鐘(鰐口)に似ている事からこの名前がついたらしい。 分布は奄美以南〜沖縄島、西表島、石垣島。開花は11月〜2月。 |
西表島 2012.2.5 |