ウチワゴケ(団扇苔)


コケシノブ科 アオホラゴケ属
Crepidomanes minutum 

・低地の山林内の湿った岩上や樹幹に苔等と一緒に生える。常緑性でマット状になる事が多い。
・根茎は細く長く横走し、暗褐色の毛をやや密につけ、不定根を出す。
・葉は単葉、葉柄は短く長さ1cm以下、基部に暗褐色の毛がつき翼はない。
・葉身はうちわ形、基部は心形〜広いくさび形、長さ7〜15mm。幅は長さよりやや大きく、辺縁は不規則に浅裂〜深裂。
・ソーラスは葉縁又は脈端につき、包膜はやや長めの鐘形、唇部ははっきりと反転、胞子嚢床は長く伸びる。
・分布は北海道〜九州〜琉球列島、ロシア、朝鮮、中国、台湾、南アジア、東南アジア、〜南太平洋と範囲が広い。


西表島  2015.2.17

巨大な岩壁に広がっていました。
西表島 2015.2.17

写真のもので葉の長さ5〜6mm、幅8mm、葉柄は6〜10mm。 根茎には暗褐色の毛が密に生える。
西表島 2015.2.17

高尾山でみた樹幹に生えていたもの。
高尾山 2013.5.16 ⇒(詳細)ブログヘ

国頭村 2016.4.1 
国頭村 2016.10.16

国頭村 2016.10.16

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