道端や草地、林縁や民家の周辺などに生える草丈10〜50cmの1年生草。茎は下部から分岐する。 株の茎葉は緑白色でやや厚く、葉身は倒卵状楕円形、長さ5〜10cm、幅2〜7cm、茎を抱くようにつき、縁は波状の鋸歯があり、 裏面は紫色を帯びる。 茎頂につく頭花は疎らな散房花序に2〜5個つき、長さは12〜14mm、筒状は花は紅紫色、総包は緑色、 円筒形、下部は多少膨れ、包は広線形で紅色の花とほぼ同長。 痩果は狭長楕円形、冠毛は多数、軟く、白色、長さ8mm。 分布は本州(関東地方〜九州)〜沖縄。開花は4〜12月。沖縄では周年。 |