ウミショウブウ (海菖蒲)

トチカガミ科 ウミショウブ属
Enhalus acoroides

海岸の砂浜に近い海の中に生える海性沈水植物。長さは50〜150cmの多年草。根茎は中指大で横に伏せながら分岐し、根は砂中に長く伸びる。 葉はひも状で長さ60〜90cm、幅1〜2cm、縁に細かい鋸歯を持つ。葉の基部は2〜3個集まって1個の膜質の鞘となる。
雌雄異株で、白い雄花は長さ2mm、花被片は6個、開花時には海面に浮かびあがって漂う。雌花は雄花よりはるかに大きく、萼片は長楕円形で3個、 花被片はリボン状白色で3個、夏の大潮を中心に開花し、雄花が雌花の花柱に達して受粉する。分布は西表島。

夏の大潮の日を中心に開花するが、5月の末で少ないけど白い雄花が海面を漂っている光景を
見る事が出来て感動しました。雌花はまだ見る事で出来ていません。葉の上に乗った雄花。↓
西表島 2013.5.26 この日のブログ

西表島 2013.5.26



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