ウバメガシ(姥目樫)

ブナ科 コナラ属
Quercus phillyraeoides

海岸近くの山地、尾根や斜面に生える常緑高木。風当たりの強い場所では低木状になる。
葉は倒卵形〜長楕円形、長さ2〜6cm、硬い革質、鋭〜円頭、上半分には鋭い鋸歯があり、上面は無毛、下面は初め淡褐星毛を 密布しているが、後には無毛〜やや無毛となる。測脈は5〜6対でやや不明。
雄花序は葉腋から出て下垂し、柄と共に長さ3〜5cm、花軸は細く星毛を密布する。雌花序は新条の上方の葉腋に出来、柄と共に長さ5mm位、 雌花は通常2個双生する。
堅果は楕円形〜紡錘状楕円形、長さ2〜2.5cmで褐色。 分布は関東以南〜沖縄島、伊平屋、伊是名島。開花は4〜6月。


伊平屋島(左) 2013.2.11  (右)2013.11.20

(右)成長が遅く樹皮はひび割れた状態のものが多い。
伊平屋島 2013.2.11

堅果は楕円形〜紡錘状楕円形、長さ2〜2.5cmで褐色。
伊平屋島 2013.11.19

名護市 2017.3.28

雄花序は葉腋から出て下垂し、柄と共に長さ3〜5cm、花軸は細く星毛を密布する。
名護市 2017.3.28


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