ツルザンショウ(蔓山椒)
別名リュウキュウザンショウ

ミカン科 サンショウ属
Zanthoxylum scandens

木の幹に巻きついて上に這い上がる常緑の蔓性藤本。枝や葉軸には下向きの長さ1〜2cmの鋭い刺がある
葉は互生で薄い革質、奇数羽状複葉で9〜21対の小葉からなる。 小葉は楕円形〜長楕円形、上方のものは大形で下方のものは小形。葉の先は大きく基部になるに従って小さくなる。
葉腋に長さ5〜12cmの円錐花序を作り、小形の花を多数つける。花弁は4個、淡黄白色。雌雄異株。
果実はやや球形で種子は黒色、光沢がある。分布は琉球。開花期は3〜5月。
名護市 2011.10.16

果実は皮が厚く球形で食べてみたが、ミカンの香りはしたが美味しいとは言えなかった。
葉柄の棘の様子
名護市 2011.10.16

(左)実が割れて黒い艶のある種子が見えて来ています。(右)雌花
名護市(左) 2012.1.14 (右)2013.4.6

雌花
名護市 2013.3.20

雌花は4個の退化雄しべと3〜4個の離生心皮からなる1個の雌しべがある。
名護市 2015.3.25

雄花は4本の雄しべと1個の退化雌しべがある。
名護市 2015.4.4




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