山地林縁や林下、日当たりの良い林道沿い等に生える常緑の蔓性低木。・枝は蔓状に伸長し高く上昇し、そこで別れた枝は下向する。
樹皮は灰黒色、枝には鈍い稜があり、赤褐色の鱗片が密布する。 葉は互生し長楕円形〜長楕円形、長さ3〜10cm、革質。上面は無毛で、下面は赤褐色の鱗片が密生する。 花は葉腋に出来る短枝の苞腋に数個の白い花を下向きに付け、萼片は筒状で外側は銀白色の鱗片が密生する中に濃赤褐色の鱗片が混ざる。 果実は長楕円形で長さ1.2〜2cm、3〜4月に赤熟して可愛らしい。 分布は本州(福島県以西)四国、九州、琉球。沖縄の開花は12〜1月。 |