ツゲモドキ(柘植擬き)

ツゲモドキ科(←トウダイグサ科) ツゲモドキ属
Drypetes matsumurae

通常海岸に近い林の中、石灰岩の山に生える高さ3〜15m常緑の小高木。葉は互生し、革質で、楕円形〜長楕円形、先は鋭く尖り、 基部はやや布対称なクサビ形、長さ6〜8cm。葉柄は長さ5〜7mm。
雄花序は葉腋につき長さ1cm位の穂状花序に長さ1cm位の白色の花を多数つける。萼片は4〜5個。 雌花は葉腋につき、柄があり、子房は長楕円形で絹毛があり、花柱は短く外側に反り返る。萼片は3〜5個。
核果は卵状長楕円形で白熟し、長さ1〜2cmで褐色を帯びた白色の毛に覆われる。
分布はトカラ列島以南。開花は4〜5月。

雌花 うるま市 2016.5.12

 うるま市 2016.5.12

(左)雄花  伊平屋島 2017.5.6 (右)雌花 うるま市 2016.5.12

雄花 伊平屋島 2017.5.6

うるま市 (左)2019.7.7(中)2019.7.28 (右)2019.3.23

雄花 宮古島 2021.3.16



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