トネハナヤスリ

ハナヤスリ科  ハナヤスリ属
Ophioglossum namegatae  

自生地の限られる希少なシダで河川の氾濫原に生える。葉は4〜6月に出て夏には枯れて行く。
根茎は匍ふくし、8〜25cmの葉を疎らに出す。担葉体は長さ4〜10cm、 栄養葉は広披針形〜卵状三角形、先は鈍く尖るか円頭、長さは2.5〜11cm、幅1〜4cm、基部はくさび形で長さ1〜2.8cmの葉柄に流れてつく。
葉脈は細かい網目。 胞子葉は長さ6〜15cm、穂の長さは1.5〜3.5cm。
(案内して頂いたので自生地は記入しません) 2014.5.7

栄養葉は個体によって変異が多く他に良く、似た物にコヒロハハナヤスリ、コハナヤスリ、ヒロハハナヤスリ、
ハマハナヤスリ等があり、見分けるのは難しそうです。葉柄とその長さ(1〜2.8cm)が先ず目安になりそうです。
 2014.5.7

胞子葉は長さ6〜15cm、胞子嚢穂の長さが1.5〜3.5cmで、胞子嚢が軸の両側に並び、互いにくっつきあっている。
 2014.5.7

栄養葉の柄の長さは1〜1.8cm。コヒロハハナヤスリ、コハナヤスリは無柄かごく短い。
 2014.5.7

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