トベラ(扉)

トベラ科 ハイノキ属 

高さ1〜5mの常緑小高木。雌雄異株。葉は小枝の先端にやや輪生状につき革質、狭倒卵形、長さ5〜10cm、全縁。 表面は深緑色で光沢があり、先は円形〜鈍形、縁が裏側に巻く傾向がある。
花は新しい枝の先に集まって上向きについて咲き、香りがあります。花の色は始めは白色で次第に黄色に変わる。
果実は径1〜2cmで毛が多く熟すると3裂する。種子は赤〜濃いオレンジ。
分布は本州〜トカラ列島。開花は4〜6月。別名 トビラノキ(扉の木) 方言名 トゥビラギ、トゥベランギー  

国頭村 2012.3.11

2008.2.10

鮮やかな濃いオレンジ色の種子がつく。
(左)中城村 2011.12.5 (右)国頭村 2013.12.9

名護市 2021.8.25

北大東島で見たこのトベラは実の大きさが3〜4倍位の大きさで、
変種として登録しても良いのではないかと言われている様です。
北大東島10.12.12

北大東島10.12.12


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