チクシキヌラン(筑紫絹欄)

ラン科 キヌラン属
Zeuxine strateumatica f. rupicola

日当りの良い原野に生える多年草。茎は紅紫色をおび、開花時の高さは5〜10cm、無毛。
下部に紅紫色の葉をやや密につける。茎葉は線形、長さ1.5〜4cm、尖鋭頭、基部は膜質で卵形の鞘となる。
茎頂に総状花序を作り、花は3〜10個。花弁は白色、長さ約6mm、唇弁は黄色、卵状長楕円形で長さ約4mm、先は舌状。唇弁の先端が広がらず倒卵形〜倒披針形。
唇弁の先端が倒卵状(さじ形)でわずかに2裂するのがキヌラン。 分布は九州南部〜沖縄。開花は2〜4月。

西表島 2007.2.17

↑それぞれの花のアップ
西表島 2007.2.17
西表島 2015.2.16

5月に見られた紅紫色の葉。
南城市 2016.5.14

大宜味村 2019.2.19

大宜味村 2019.2.28

宮古島 2021.3.16

ツキイゲ、ハテルマカズラ等と一緒に砂浜で。
宮古島 2021.3.16

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