山地常緑広葉樹林の樹幹や岩上に着生する常緑の多年草。草丈は10〜20cm。全株無毛。 茎は長円錐形で多肉質、緑色の偽球茎数個が一列に並び年々1個ずつ出来る。 葉身は狭長楕円形、長さは15cm内外、鋭尖頭、上部に長い花茎を伸ばし10個位の花を総状につける。 花は淡黄緑色〜淡茶褐色で、萼片と側花弁は線形〜線状長楕円形で、長さ6〜7mm、唇弁はくさび状倒卵形、 長さ約5mm、先は円状切形で少し反曲し、基部内面に不明瞭な2個の突起がある。 分布は四国、九州南部、屋久島、奄美大島、徳之島〜沖縄。開花は12月。 |
2011.12.11 |
2013.1.13 |