テツホシダ(鉄穂羊歯)

ヒメシダ科 ヒメシダ属
Thelypteris interrupta

日当たりの良い草地、湿地に生える常緑の多年生。(本州では夏緑性)根茎は長く匍匐する。
葉柄は40〜70cm、鱗片は基部に多く、茶褐色、三角状長楕円形、全縁、辺縁に疎らに毛がある。
葉身は広披針形、2回羽状浅裂〜中裂、円頭から鈍頭、長さ30〜50cm、幅10〜20cm。下部の羽片は最大ではない。 羽片は線状披針形、鋭頭、基部は丸いくさび形で無柄〜単柄。
胞子嚢群は円形〜長楕円形で、裂片の辺縁近くにつく。 包膜は円腎形、辺縁に毛がある
分布は本州(伊豆半島以西)、四国(徳島、高知)九州〜琉球列島。

東村 2012.4.8

東村 2012.4.8

根茎は長く横走し、径4〜6mm、黒っぽく先端にまばらに麟篇がある。
(左)東村 2012.4.8  (右)伊平屋島 2013.11.20

恩納村 2023.7.23


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