タチシノブ(立忍)

イノモトソウ科 タチシノブ属
Onychium japonicum 

・山地林下や明るい林縁に生える常緑性のシダ。根茎はやや長く匍ふくし茶褐色の鱗片をつける。
・葉柄は長さ25〜40cm、わら色で基部は紫褐色。茶褐色の鱗片があるが早落性。
・葉身はやや二形で、3〜4回羽状複生、栄養葉は胞子葉より低くく、幅は広く、切れ込みが浅い。胞子葉は卵状披針形、裂片は細長く鋭尖頭。
・胞子嚢群は線形〜長楕円形で裂片の先端近くの辺縁につき、葉縁が反り返った包膜に覆われる。
・分布は本州(福島県以南)〜沖縄県、小笠原諸島(父島)
鹿児島県 2017.5.16

鹿児島県(左、中) 2017.5.16  (右)神奈川県 

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