タマシダ(玉羊歯)

タマシダ科 タマシダ属
Nephrolepis cordifolia

低地から山地にかけて良く見かける常緑多年草。根茎は直立〜斜上、密に鱗片が圧着する。
葉柄は長さ10〜20p、密に鱗片がつく。葉は1回羽状復生、狭長楕円形〜線状披針形、長さ60〜80 p、幅5.3〜6.7p。
鱗片は葉軸でやや密。葉身はほぼ無毛。胞子嚢群は中肋と辺縁の中間点からやや辺縁よりにつく。包膜は腎臓形。
走出る枝に水を蓄える球形の塊茎が付くのでこの名前がつけられた。
分布は本州(伊豆諸島、伊豆半島以西)、四国、九州、琉球列島、小笠原諸島、朝鮮、中国、台湾、世界の熱帯地方。

国頭村 2010.2.20

国頭村 2010.2.20

球形の塊茎の様子。大きさは1〜2cm。
国頭村 2011.8.21
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