タカサゴシダ(高砂羊歯)

オシダ科 オシダ属
Crepidomanes minutum 

・低山地の林床に生える常緑性のシダ。根茎は斜上、塊状となり、少数の葉を叢生する。
・葉柄は長さ30〜60cm、淡緑色、基部は褐色。鱗片は基部では密にそれより上では疎ら。
・葉身はやや光沢のある緑色、3回羽状深裂〜全縁、五角状広三角形〜三角状広卵形。先端は鋭く尖る。最下羽片は非対称の三角形、 下向き第一小羽片は大きくて下から4番目の小羽片と同じ位の大きさがある。
・葉軸、羽軸、小羽片中肋の鱗片は狭披針形〜線状披針形、羽軸、小羽片中肋のものは基部が袋状。
・胞子嚢群は葉身、羽片の頂点側からつき、中肋と辺縁の中間につく。包膜は円陣形、ほぼ全縁、灰白色。
・分布は本州(静岡県以西)、九州、屋久島、徳之島。
典型的なタカサゴシダは下向き第一小羽片はもう少し大きい様ですが、タカサゴシダの範囲で良いそうです。(同行した友人より)
屋久島 2017.5.17

(左、中)鱗片は狭披針形、黒褐色、基部では密、それより上では疎ら。先端部が褐色で全縁。(右)胞子嚢群は葉身、羽片の頂点側からつき、中肋と辺縁の中間につく。
屋久島 2017.5.17

羽軸、小羽片中肋の鱗片は基部が袋状。
屋久島 2017.5.17

この画像のものは、典型的なタカサゴシダというより、タカサゴシダとトウゴクシダの
中間型らしいです。
トウゴクシダとはベニシダとタカサゴシダの中間的形態を持った無融合生殖種。
兵庫県 2014.5.8

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