タイワントリアシ(台湾鳥足)

イラクサ科 カラムシ属
Boehmeria formosana

低地のやや湿り気のある林下に生える高さ50〜100cmの多年生草。 茎が直立または少し斜上に伸び、初め荒毛があるが後に無毛となる。 葉は対生で葉紙質、卵状披針形、卵形、披針形で長さ10〜20cm、幅5〜10cmで先は鋭く尖る、縁には鋸歯がある。葉腋に穂状花序を作り 小さな淡黄白色の花を多数付ける。上部に雌花序、下部に雄花序が付く雌雄同株。基本種の本州や琉球に自生するナガバヤブマオ(3倍体で無融合生殖)に比べて、 痩果や宿存花被、花柱が短く、2倍体で有性生殖を行う。
分布は南九州、奄美、徳之島、沖縄各島。開花は7〜10月。

大宜見村 2011.9.25

大宜見村 2011.9.25

花の詳細が良く見えません、機会をみて取り直したい。
大宜見村 2013.6.23 (左 雌花序)2011.8.27 (右 雄花序)2013.6.23

大宜見村  2015.11.26

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