タイワンソクズ(台湾そくず)

ガマズミ科(2017年のAPG分類体系)←レンプクソウ科(2016年)←スイカズラ科 ニワトコ属
Sambucus chinensis Lindl. var. formosana




道路端や林縁に生える高さ1〜1.5mの多年草で基部は木質化する。
葉は対生、奇数羽状複葉、20〜50p程。小葉は5〜7個で長さ5〜17p、
幅2〜6cmの4〜6対。縁には波状の鋸歯がある。
花は茎の先端の大型散形花序に多数つき、花冠は白色、5裂し雄蕊は5個。
花序の所々に黄色い杯形の腺体がる。果実は球形で赤熟する
分布は九州南部〜沖縄。開花は7〜9月。
(左)西表島 2011.9.8  (右)本部町 2021.8.1

黄色いのは蜜を蓄える腺体はソクズに比べてやや長い短筒状。
西表島 2011.9.8

西表島 2011.12.24

果実は球形で赤熟する。
西表島 2011.12.24

那覇市 2019.9.7

本部町 2020.7.23

本部町 2021.9.8

本部町 2022.8.4

腺体は壺形、長さ3mm、径約3mm。
本部町 2022.8.4

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