タイワンホウビシダ
(台湾鳳尾羊歯)
チャセンシダ科 ホウビシダ属
Hymenasplenium apogamum
山林の渓流沿いの岩の間の土の上に生える常緑性のシダ。根茎は横走するが、ホウビシダほどではない。
根は根茎の背腹両側につく。(ナンゴクホウビシダは腹側から出る)
葉は根茎の背側に2〜3mmの間隔でつく。葉身は先端に向けて次第に狭くなり、羽片の先端が鈍頭になる点がよい特徴。 胞子嚢群は線形。辺縁から1mm位内側か、辺縁と中肋の中間につく。
分布は琉球列島(沖縄島、石垣島、西表島)中国、台湾、インドシナ半島。
2012.12.3
2012.12.3
最下羽片が小さい。
岩の間の土の上に生える(ナンゴクホウビシダは土の溜まっていない湿った岩上に生えることが多い)
国頭村 2013.4.27
国頭村 2013.4.27
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