山地、湿った岩壁、森林内などに生える草丈30〜50cmの常緑の多年草。 茎は地下茎からよく分岐し、茎や葉は無毛。 葉は、茎に数枚つき、倒披針形、長さは10〜20cm。上面は光沢があり、斑点が入り、たまに葉腋に無性芽をつける。 茎頂の総状花序に花を数個疎らにつけ、花被片は斜め上向きに開き、花は淡紫色で、紫色の斑点が散生する。 蕚片と花弁は長さ2cm。種子は刮ハ。 分布は沖縄島、西表島、台湾。開花は2〜11月。 (追記:2024)本種は台湾から西表島と沖縄島へとそれぞれ直接的に2つの異なる経路で渡来した事が研究者の方により発表された。 なお、園芸種として広く愛用されているものは別系統のもだそうです。 |