タイワンハマハギ(台湾浜萩)

コミカンソウ科 タイワンハマハギ属
Synostemon bacciformis

石灰岩の海岸地に生える草本〜亜低木。茎は匍匐〜斜上し、高さ50cm程度。茎は4稜あり、やや赤みを帯びる。
托葉は三角形〜鎌形で長さ1.7〜3mm、幅0.5〜1.5mm。 葉柄は長さ1mm。
葉は多肉質、長楕円形〜卵状長楕円形、全縁、鋭尖頭、長さ6.5〜25mm、幅1.5〜7.8mm。
花は葉腋から出て緑色〜淡紫色、雄花は数個まとまってつき、径1.2〜1.5mm、花梗は長さ0.6mm、萼は底部で癒合し、卵形、全縁、長さ0.4〜0.6mm、幅0.3〜0.4mm。 雌花は茎の先端部につき、径3〜3.5mm、萼は長さ3〜4mm、萼片は癒合せず、長さ2〜2.8mm、巾1〜1.4mm、先端は尖る。果実時には反り返る。 果実は卵形、緑色、長さ5〜5.2mm、巾5.5〜6.5mm。
分布は沖縄県(北大東島)、台湾、モーリシャス、モルディブ、インド、スリランカ、南中国、マレー半島、ジャワ、ボルネオ、フィリピン、ティモール。 参照:http://worldplantsfotorevista.com/mysite1/indexH28-12.html

北大東島 2010.12.12

海岸沿いの荒地を匍匐、先は斜上する。果実は卵形で緑色。
北大東島 2010.12.12

上方の葉腋に雌花、下の方に雄花が数個つく。
北大東島 2010.12.12


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