ショウキズイセン(鍾馗水仙)

ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
Lycoris traubii 

山地の湿った場所、沖縄では石灰岩の山、海岸近くの林等に生える多年草。鱗茎は広卵形で5〜6cmで外皮は黒褐色。
葉は線形、黄緑色〜緑色で光沢があり、長さ22〜60cm、幅1.5〜3cm。花後10〜11月に伸び、翌年の夏までに枯れる。
花茎は高さ50cm、茎頂に花を数個横向きにつける。総苞片は卵状披針形、長さ3〜5cm、花柄は長さ0.6〜1cm、花被は鮮黄色 筒部は長さ1.5〜2cm、裂片は倒披針形、長さ6〜7cm、先は反り返る。雄しべと雌しべは花被片より突き出し、花糸も葯も黄色。 球根にはリコリンという有毒物質がある。
刮ハは円柱形、種子は球形、暗黒色。開花は9〜10月。分布は四国、九州、琉球、台湾。

恩納村 2020.10.27

国頭村 2011.09.24

久米島 2009.3.20

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