ソメモノカズラ(アイカズラ)(染物蔓)(藍蔓)

キョウチクトウ科(←ガガイモ科) キジョラン属
Marsdenia tinctoria


山地の日あたりの良い所に生える長さ2〜5mになるやや細いつる性木本。
多少圧毛がある。葉は卵状披針形〜長楕円状披針形、長さ5〜13cm、
幅2〜5cm、先鋭頭、基部は円〜心形。葉の付け根から集散花序を出し、
釣鐘状の黄色の密に咲かせる。花の径は3〜5mm。袋果は長さ5cm内外。
葉から藍色の染料が採れるのでこの名前が付いている。
分布はトカラ列島(悪石島以南)〜南西諸島。開花は7〜8月。
大宜見村 2010.8.15
アサギマダラやリュウキュウアサギマダラの食草で、藍色の染料が採れる事からこの名前がある様だ。
袋果は披針形で長さ約5cm、幅約1cm。
大宜見村 2012.6.23

国頭村 2012.5.27

国頭村 2020.1.15

1個の袋果の中に種子は16個入っていた。
南城市 2020.1.14

葉柄や枝はやや伏した毛がある。
大宜味村 2023.7.2

(左)葉柄の基部(左右)に突起状のものが数個並ぶ。(右)葉の基部にも微突起がみえる。
(左)大宜味村 2023.7.2 (右)南城市 2022.1.14

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