シロバナイガコウゾリナ(白花毬髭剃菜)

キク科 イガコウゾリナ属(←ミスミグサ属) 
Elephantopus mollis


荒地や道端に自生する高さ80〜120cmの多年草。
茎は直立し、疎らに分岐して枝は広角度に伸び、全体に剛毛があり、成熟すると基部は木質化する。
根出葉は花時には生存しないか、また生存してもロゼット状にはならない。茎葉は長楕円形、長さ8〜20cm、鋭頭、鈍〜鋭鋸歯縁、上面は白毛がある
頭花は枝先に集合してつき、径2cm、頭花群は広三角形で葉状の3個の苞に包まれる。総苞片は披針形で鋭く尖り、緑色、長さ7mm。 花冠は白色又は紫色、長さ4〜6mm。痩果は長さ3mm、褐色〜灰白色。
熱帯アメリカ原産の帰化植物で琉球、小笠原諸島、熱帯アジアに広く帰化している。開花は周年。

西表島 07.2.17  


西表島 07.2.17(左) 11.12.26(右)

石垣島 2011.12.24

石垣島 2018.4.25

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