荒地や道端に自生する高さ80〜120cmの多年草。 茎は直立し、疎らに分岐して枝は広角度に伸び、全体に剛毛があり、成熟すると基部は木質化する。 根出葉は花時には生存しないか、また生存してもロゼット状にはならない。茎葉は長楕円形、長さ8〜20cm、鋭頭、鈍〜鋭鋸歯縁、上面は白毛がある 頭花は枝先に集合してつき、径2cm、頭花群は広三角形で葉状の3個の苞に包まれる。総苞片は披針形で鋭く尖り、緑色、長さ7mm。 花冠は白色又は紫色、長さ4〜6mm。痩果は長さ3mm、褐色〜灰白色。 熱帯アメリカ原産の帰化植物で琉球、小笠原諸島、熱帯アジアに広く帰化している。開花は周年。 |