・山地の林縁、やや明るい林下に生え、密に束生、匍ふく枝を出す。・有花茎は高さ50〜70cm、上部はややざらつく。 ・葉は淡緑色、扁平で軟質、幅5〜10mm、下面は乳頭状突起を密布し、粉緑色。基部の鞘は淡褐色。 ・苞は葉状、長さ10〜35cm。 ・小穂は4〜6個束生するか又は下部のものは少し離れてつき、頂小穂は雄性で線柱形、長さ3〜6cm、 側小穂は雌性で円柱形、長さ3〜7cm、上部のものは無柄、雌花は25〜40列。 ・雌鱗片は蒼白色で芒は長く縁はざらき、中肋は緑色。 ・果胞は鱗片より長く卵形、長さ3〜5mm、幅0.9〜1.3mm、稜間に3〜5脈あり、平滑、嘴は長く、口部は2歯。 ・痩果はゆるく果胞に包まれ卵形、長さ1mm。柱頭は3岐する。 ・分布は北海道〜九州、沖縄。 |