シラスゲ(白菅)

カヤツリグサ科 スゲ属  
Carex alopecuroides var. chlorostachya

・山地の林縁、やや明るい林下に生え、密に束生、匍ふく枝を出す。・有花茎は高さ50〜70cm、上部はややざらつく。
・葉は淡緑色、扁平で軟質、幅5〜10mm、下面は乳頭状突起を密布し、粉緑色。基部の鞘は淡褐色。 ・苞は葉状、長さ10〜35cm。
・小穂は4〜6個束生するか又は下部のものは少し離れてつき、頂小穂は雄性で線柱形、長さ3〜6cm、 側小穂は雌性で円柱形、長さ3〜7cm、上部のものは無柄、雌花は25〜40列。
・雌鱗片は蒼白色で芒は長く縁はざらき、中肋は緑色。
・果胞は鱗片より長く卵形、長さ3〜5mm、幅0.9〜1.3mm、稜間に3〜5脈あり、平滑、嘴は長く、口部は2歯。
・痩果はゆるく果胞に包まれ卵形、長さ1mm。柱頭は3岐する。 ・分布は北海道〜九州、沖縄。


国頭村 2016.4.1

国頭村 2016.4.1

国頭村 2014.3.14 この日のブログ

雌小穂が垂れ下がる型もあるそうですが、こちらではまだ見ていない。
国頭村 2014.3.14


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