シンジュガヤ(真珠萱)

カヤツリグサ科 シンジュガヤ属
Ficus ampelas

日当たりの良い湿った草地や林下に生える多年草。全体にやや硬く、根茎は太めで横走する。
有花茎は直立し、3稜柱形、高さ高さ70〜100cm、稜は下向きにざらつき、多数の節がある。
葉は有花茎より長く幅は5〜8mm。苞も花序より長い。円錐花序は長さ10〜15cm、側方の分花序は長さ4〜5cmで多数の小穂からなる。
小穂は雄花と雌花に分かれ、暗赤褐色を帯びる。鱗片は狭倒卵形〜卵形、長さ約4mm、濃赤紫色、鋭先頭。
痩果は球形、幅2.5mm、白色で光沢があり、細毛が表面に格子状に生える。痩果の基盤は3裂し、先端は鋭頭。柱頭は3岐する。 分布は本州(伊豆七島、和歌山県)〜琉球。 開花は7〜10月(沖縄では4月に花、果実が見られた)

西表島 2014.7.25⇒ブログ

伊是名島 2014.10.7

伊是名島 2014.10.7



石垣島 2018.4.25

石垣島 2018.4.25

石垣島 2019.6.22

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