シンエダウチホングウシダ(新枝打ち本宮羊歯)

ホングウシダ科 エダウチホングウシダ属
Lindsaea orbiculata var. commixta

マルバホングウシダとエダウチホングウウシダの中間型で、同様な林下の乾いた様な所でみられる。
根茎は短く匍匐し、疎らに鱗片をつける。葉柄は黄緑〜赤褐色、基部に早落性の鱗片をつける。
葉身は三角形〜広披針形、2回羽状複生、先端は鋭頭〜鋭尖頭。側羽片は長楕円状披針形、単柄、最終裂片は円頭で胞子嚢群のつく箇所は 歯牙縁、先端側は粗い歯牙縁、他は全縁。
胞子嚢群は裂片の先端側、辺縁から約0.7〜1.0mm内側につき、線形、包膜の辺縁は波状縁〜歯牙縁。
分布は本州(伊豆諸島、和歌山県)、高知県、九州南部、琉球列島。

(左)2012.11.9 (右)2012.12.1

マルバホングウシダとシンエダウチホングウシダが混ざっている所(右側)
2012.12.1

大宜味村 2017.10.18

胞子嚢群は裂片の先端側、辺縁から約0.7〜1.0mm内側につき、線形、包膜の辺縁は波状縁〜歯牙縁。

恩納村 2021.6.12

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