シマヤマヒハツ(島山篳撥)
コウトウヤマヒハツ

コミカンソウ科(←トウダイグサ科) ヤマヒハツ属
Antidesma pentandrum

主に石灰岩地の低地の林内に生える常緑低木。たかさは1.5〜5m。雌雄異株。
葉は互生し、卵形〜広楕円形、長さ5〜11cm、先は短く尖り、葉柄は4〜10mmで短い。表側の葉脈が凹む。
花は葉腋に雄花序は穂状、雌花序は総状で長さ3〜5cm、雌雄共径1mm内外の淡黄色の花を多数つける。
果実はやや密につき径3mm程度、赤〜紫色から黒熟する。分布は世論島以南〜琉球列島。開花は5〜6月。

方言名ビバーシあるいはビバーツ、沖縄料理にでてくる長胡椒のこと。石垣島をはじめ琉球列島の多くの島々で栽培されている。
海岸の近くの通りでみました。実を食べてみたら美味しかったです。恩納村 2005.2.11





雄花 蝶々はツマムラサキマダラ (左右)西表島 2011.9.9


(左・中)国頭村 2015.11.3  (右)雌花 うるま市 2016.5.12

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