シマシュスラン(島繻子蘭)

ラン科 シュスラン属  
Goodyera viridiflora



山地常緑樹林下に生える高さ8〜20cmの常緑多年草。茎は初め匍ふくし、その先で立ち上がる。
葉は互生で斜卵形〜狭卵形、3〜5個、長さは3〜4cm、先は尖り、基部は円形で短い柄があり、縁に細い皺がある。 花茎は直立し赤褐色で軟毛があり2〜3個の苞がある。
茎頂に出来る総状花序には1〜3個の花がつき、。花は赤褐色を帯びた緑色で、たまに緑花もみられる。 がく片は広披針形、側萼片は菱状卵形で開出、強く下向きに反り返って咲く。唇弁の基部は楕円状にふくれ、内面に太い腺毛がある。
分布は九州南部〜琉球。開花は10月。

下右の8月23日から約2ヶ月で花が咲きました。
国頭村 2008.10.19


国頭村 2008.10.4
根はほふくしてその先が直立して葉をつける。
葉は卵形で3〜4枚付き葉脈の模様が目立つのもある。

国頭村 08.8.23


国頭村 2012.10.6

新しい自生地の確認
国頭村 2017.7.16

前回の7月16日から4か月めだったが、これは残り花です。
国頭村 2017.11.23

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