シマカナメモチ(島要黐)

バラ科 カナメモチ属
Photinia wrightiana

山地に生える高さは4〜5mの小高木。全株無毛。葉は互生し、長楕円形〜狭長楕円形、長さ6〜10cm、鈍頭〜やや鋭頭、縁は緩やかな鋸歯縁で硬革質。
枝先に散房状花序をつけ、花は白色で径8mm位、芳香があり、萼は紅色で5裂し、花弁は5枚で長楕円形、内面に髭毛がある。果実は球形で径7〜8mm、赤熟する。
分布は徳之島、沖永良部島、沖縄各島。開花は5〜8月。
国頭村 2013.6.8

(左)葉は長楕円形〜狭長楕円形、先は鈍く尖り、縁には緩い鋸歯がある。(右)花弁の内面に髭毛がある。雄しべは20個、子房は2室。
国頭村 2013.6.8

葉裏の様子。
国頭村 2013.6.8

花と果実が一緒に付いていた。
伊平屋村 (左)2013.11.20 (中、右)2014.11.26

国頭村 2020.9.27

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