シマイボクサ
(島疣草)
ツユクサ科 イボクサ属
Murdannia loriformis
田の畔道や湿った草地でみられる多年生草本。茎は基部の方で分岐して匍匐し、節から根を出して広がる。
葉は線形〜披針形で先は尖り基部は茎を抱く。茎葉は根出葉より短い。
花は茎の先や葉腋から長い花序柄を出し、集散花序を作り、淡青紫色の3枚の花弁をもつ花を咲かせる。
刮ハは楕円形で3稜があり、長さ3mm。 国内分布は九州南部〜琉球。開花は4月〜11月。
西表島 2012.2.6
名護市 2006.9.23
2011.7.24
(左)田の畔に広がる (右)花は小形、帯白淡紫色、小包はボート形で長さ4mm位、
花弁はやや円形、雄芯は2個で、花糸は有毛、 子房は3室、長さ3mm、3裂する。
恩納村 2014.11.8
葉は狭線形〜披針形、長さ3〜15cm、幅3〜12mm、先は鋭頭、葉の基部は茎を抱き、
上面は無毛または多少微毛があり、下部の縁には鞘部の口部と辺縁にひげ毛がある。
恩納村 2014.11.8
西表島 2018.10.18
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