シキミ(樒)

マツブサ科 シキミ属
Illicium anisatum


山地でみられる常緑の中高木。高さは5〜10m位。樹皮は黒褐色で艶があります。枝は緑色。
葉は倒披針状長楕円形、長さは5〜15cm、先は短く尖り、縁は全縁、無毛で光沢があります。
葉、花、実、樹皮全体に有毒、分布は奄美大島、徳之島、沖縄島、慶良間島。花期は3〜5月。

2012.1.25

特にこの木の実はアニサチンという神経毒成分を含んでいる。香りは良いけど、怖いですね。
枝葉は仏前や墓前に供えられたり、揉むと抹香臭がするので線香や抹香の材料に用いられるそうです。

国頭村 2012.1.25


国頭村 2012.1.25

国頭村 2006.12.23

これはやんばるのある人の別荘の庭にあった色のついた花。まだ小さめの木でした。
2007.1.21

トップへ戻る

inserted by FC2 system