山地の林道や林内、海岸近くに生える高さ7〜10mの落葉性の高木。若枝は緑色、始め細かな星状毛を密生するが、後に無毛となる。 葉は互生し、長さ50cm以上、2〜3回羽状複葉。小葉は卵状長楕円形〜卵形長さ3〜6cm、先は尖る。 花は葉腋からでる集散花序多数つく。花弁は淡紫色、長さ9mm、雄蕊は10本、花糸は合着し細い筒状、長さ7〜8mm、先は多裂し、 その内面に葯がある。果実は楕円形、長さ1.5〜2cm、黄色に熟する。 分布は伊豆半島以西、四国、九州、小笠原、琉球、東南アジア等亜熱帯。開花は3〜5月。 |