サザンカ(山茶花)

ツバキ科 ツバキ属
Camellia sasanqua

山地樹林内に生える常緑小高木。樹皮は平滑で灰白色。1年枝は細く有毛。幹は直立して高さ3〜10m。
葉は互生し、革質で楕円形〜長楕円状卵形、長さ4〜8mm、先は尖り、縁は微鋸歯がある。葉柄は長さ2〜5mmで有毛。葉柄や脈上に毛がある。 花は枝先に出来、花柄は短く、萼苞片は半円形で一部有毛、花弁は5〜6枚、径3.5〜5cm、白色で平開する。 果実は球形で有毛、径1〜2cm、外果皮は木質で3裂する。開花は10〜2月。
分布は九州南部〜奄美、徳之島、沖縄。琉球の個体は葉が倒卵形状でやや大きく、光沢が弱く花がやや小型の物が多く、別種オキナワサザンカに区別される事がある。

国頭村 2013.12.9


やんばるの山中ではヒメサザンカやヤブツバキ等は良く花を見る事があるが、
花にあったのはこの時が初めてでした。歩いていた時に足元に一輪花が落ちていて、
見上げたら遠くに白い花が見えた。ヒメサザンカより花が大きかった。
この木の高さは10mは有ったと思うが首が痛くなるの我慢して望遠で
見上げて写した。

(左右) 国頭村 2012.1.21

こちらは樹高3m位、目の前で写せた。
国頭村 2012.11.13

国頭村 2012.11.13

国頭村 2013.11.30

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