サルカケミカン(猿掛蜜柑)

ミカン科 サルカケミカン属
Toddalia asiatica

石灰岩地域に見られる常緑の半つる性の低木。高さは10〜30m。幹には鋭い棘が鈎状に下に曲がり長さ約2mm。若枝は無毛。 葉は3出複葉の長楕円形で長さ3〜6cm、小葉は長さ1.5〜5cm、幅0.7〜1.5cm。鈍頭、先端に腺体があってやや凹み、微鋸歯縁。基部はくさび形で小葉柄に流れてつく。
葉腋に出来る花序に緑白色の小さな花を咲かせる。果実は球形で径6〜8mm、5月頃に赤橙色に熟する。
分布は奄美島、沖縄島、台湾、中国南部、東南アジア、南アフリカ、アフリカ。開花は1〜2月。

南城市 2014.1.1

花の写真は林内では高すぎて見えない事が多いのですが、石灰岩の山頂まで来ていた時に目前で写す事が出来ました。名護市 2012.1.4

2012.1.4

これは以前に山中で撮ったもので太い茎しか見えませんでした。
名護市 2008.4.12

(左)名護市 2014.3.16 (右)糸満市2016.5.14

うるま市(左・中)2018.1.14 (右)恩納村 2023.6.8

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