サンショウソウ(山椒草)

イラクサ科 サンショウソウ属
Pellionia minima

山地の湿った森林内や渓流沿いで生育する小型の多年性草本。雌雄異株。 茎は斜め上に向かって伸び高さ15〜30cmとなる。 葉は互生し、楕円形歪状楕円形で1〜3cm、縁に4〜5個の鈍鋸歯があり、表面深緑い色で葉縁近くに粗毛がある。 下面は、淡緑色で無毛。
雄花は花柄の先に付くが、雌花序は無柄の球状で、花被片は5個。花は淡緑色花。
こちらでは山地の渓流の岩などででクニガミサンショウヅルと一緒に 生えている事がある。
分布は本州以南で沖縄島が南限。開花は4〜6月

国頭村 2015.1.11

国頭村 2015.1.11

葉裏と雌花。茎は紅い。
国頭村 2015.1.11

国頭村 2011.1.9
国頭村 2011.1.9
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